2013年 大改造いよいよスタート!
⇒ 1. 補強工事、スタート!
水平ではなくなっていた床。開け閉めがしにくくなっていた家の中のドアや扉。
これらのほとんどは、構造材のゆがみが原因でした。まず、これらのゆがみを直す工事にとりかかります。
今回は構造材を取り払って新しくするのではなく、ゆがんでいる箇所を修正し、弱い箇所を補強することにしました。
![梁を入れて補強](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=670x10000:format=jpg/path/s297184224b7a37f5/image/i2f22f95d077df09b/version/1388125783/%E6%A2%81%E3%82%92%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%81%A6%E8%A3%9C%E5%BC%B7.jpg)
ゆがんでいる構造材を修正し、その後時間の経過とともに再びゆがむことがないよう、下から受けるように新たに太い梁を入れることにしました。そして、梁の大きさが十分ではない箇所にも受梁を入れて、補強します。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=395x1024:format=jpg/path/s297184224b7a37f5/image/i747a598f82bd4580/version/1388238354/image.jpg)
長年の重量でゆがんでしまった床組の梁。そのままくせがついてしまっていました。
まず、下がっている箇所をジャッキアップして、水平に戻します。一番下がっている箇所で、なんと4センチも下がっていました!
さらに、曲がっている既存の梁をはさむように新しい板を水平に添えて、ボルトで固定しました。こうすることで、古い梁と新しい板が一体化して強度が増します。
新しく壁ができる箇所には、新しく柱を建て、筋違い(すじかい)を入れて、建物の耐震性をアップさせました。
こうして、今回の工事で一番重要である補強工事を終えました。
真っ直ぐになった床組の上から床板を貼ったら、ここからが本格的な内装工事のスタートです!
水平に戻った床を基準に、壁・天井・窓などの施工をしていきます。